今回ご紹介するのは沖縄県本島にある離島「古宇利島(こうりじま)」です。
「古宇利島(こうりじま)」は、沖縄県北部の本部半島の北側にある美しい海に囲まれた有人島です。
離島ではありますが本島と橋で繋がる屋我地島と更に橋で繋がっているため、車で簡単に渡れる離島となっています。
船酔いなどしやすい人でも気にせずに行ける島なので嬉しいですね。
島の面積は約3.17平方キロメートル、外周は7.9キロメートルで車であれば1周15分ほどで回ることができるこじんまりとした島です。
なんといってもその美しい海を見ながら渡れる古宇利大橋もひとつの魅力ですが1番有名なのがハートロックです。
今回はそんな素晴らしい景色が広がる古宇利島へ17年2月に実際に見に行った様子を体験記の形で紹介していきます。
是非旅へ行く際の参考にしてみてください。
古宇利島沖縄本島でハートロックで有名なカップルの聖地をへ男2人で行ってみた
今回ご紹介するのは沖縄県本島北部にあるにある離島「古宇利島(こうりじま)」です。
昼間は沖縄本島の中でも有数の美しいを誇る海でシュノーケリングや海水浴を楽しみ、夜は晴天になれば満天の星空を見ることができます。
古宇利島は、古くから「恋の島」や「神の島」などといわれています。
日本の沖縄版「アダムとイブ」のように代々言い伝えがあります。
その為日本各地にカップルの聖地もありますが、ここは言わずと知れた場所としても人気スポットでもあります。
そのためカップルが多く訪れます。
がしかしそんなカップルの聖地のような場所に男2人で行ってみました。
古宇利島の見どころスポット5選
古宇利島にはカフェを含めた飲食店、ホテル、ビーチ、観光施設などがあり一日中島内で遊ぶこともできます。
素敵な浜もこの島には5ヶ所あり、正直どの浜も外せません。
その5ヶ所の浜についてそれぞれの特徴、駐車場、完備されている施設などをまとめて紹介してみます。
トケイ浜
古宇利大橋を渡った反対側、古宇利島の最北端にあるトケイ浜。
周回道路から海へと伸びる小道を歩いた先にたどり着ける自然のままの静かな美しい浜です。
古宇利ビーチと比べると、泳いでいる人もあまりいないところです。自然の浜が複数広がっていてサンゴも残っている綺麗なビーチです。
古宇利ビーチよりは泳いでいる人は少ないようですが、干潮時以外は海水浴をすることができます。
また鮮やかな熱帯魚を見ることができる場所でもあります。
映画、ドラマ、ミュージックビデオの撮影にもよく利用されるぐらいとても良い景色が広がっています。
トケイ浜には丸い穴の空いた岩が点在しています。
まるで人工的に空けられたかのうようにまん丸い穴ですが、「ポットホール」と呼ばれる円筒状空洞地形で自然によって作り出された穴です。
その見た目は明らかに機械で掘り出したような綺麗な円です。
駐車場一部無料で近くに有料駐車場もあります。
トイレ・更衣室(有料)・シャワー設備(有料)・売店があります。
流れが速いところもあるので、泳ぐ際はご注意ください。
ティーヌ浜(ハートロックがある浜)
この島でもっとも有名な場所がここティーヌ浜です。
嵐出演のJALのCM主演で一躍有名になった浜で、海水浴だけでなく海の景色を眺める絶景スポットとしても人気があります。
そこには恋人の聖地と呼ばれる理由ともなった「ハートロック」と呼ばれるハート型の岩があります。
そのためハートロックビーチ何て呼ばれることもあります。
ビーチに下りるまでの道が若干狭いのと足元が不安定な場所があります。
ビーチまでは最寄りの駐車場からおおよそ8分程です。
ハートロックのある砂浜は非常に柔らかいです。
そして砂浜に出るためには少し岩の上から飛び降りる必要があります。
※違うルートで行けば飛ばなくてもいいかもしれません。
そして砂浜へ飛びますと、靴が埋もれます。それぐらい柔らかい砂質です。
私は借りずに行きそのまま飛んだ結果、靴の中に砂が大量に入りました。
ここへ行かれるときは借りるかもしくはサンダルで行くのが無難ですね。
間違ってもブーツとか革靴とかで行くのはやめましょう。
ティーヌ浜付近の駐車場について
近くには有料駐車場もあり、1回につき100~300円かかります。
『元祖ハートロック駐車場嵐』
一番近い駐車場は1時間300円/1日500円です。
『渡海原駐車場』
私達は駐車場の場所がわかりませんでしたので、一番ハートロックから遠いけど安かった
価格は100円ですが無人駐車場になります。無人とはいえきちんと料金は払いましょう。
ちなみにサンダルの貸し出しなどもあります
『駐車場ちゅら』
渡海原駐車場の向かい側にある駐車場です。
料金は1日200円となっていいてトイレや有料のシャワーなどが備わっていますので、泳ぎたい方におすすめです。
『ハートのエンジェル絶景駐車場』
写真撮影ができる手作り感満載のハートエンジェルのオブジェのある駐車場です。
住所は「沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利2371」料金は1日300円となっています。
『トケイ浜の無料駐車場』
ティーヌ浜近くにはトケイ浜という海水浴もできる小さなビーチがあり、そのビーチには無料の駐車場が備わっています。
ハートロックまで少し歩きますが、トケイ浜で海水浴を楽しみ、ついでにハートロックまで少し足を伸ばしてみるという利用方法も可能です。
ハートロックの撮り方・おすすめの時間帯について
自然が時間をかけて創り出したハート型の岩は縁結びのパワーを秘めていると言われ、カップルからも人気のデートスポットになっています。
そのハートもですが見方によって色々な形のハートが見れます。
- 左側の岩
- 2つの岩が重なったハート
- 2つの岩の間にできる逆さハート
この3つのハートの姿が見れます。
おすすめの時間帯ですが、真っ青な海をバックにハートロックを眺めたい場合は、太陽が真上にある正午頃が海の青が映えます。
ただそれ以上に気にしたいのが潮の満ち引きです。
ハートロックは浅瀬にある岩なので、潮の満ち引きによって見た目が刻々と変化します。
ぜひ潮汐表もチェックして行く時間を決めましょう。
干潮時付近は足元の岩場も露出して、逆さのハートも見えるようになります。
また、上の写真のように大潮などの干満差が大きいときの干潮時には陸とつながり、ほぼ濡れずにハートロックの足元まで行くことが可能です。
ハートロックのあるティーヌ浜は、遊泳も禁止されておらず海水浴を楽しむことができます。近くの駐車場には有料のシャワーや浮き輪や水中メガネのレンタルサービスもあります。
ただし、ハブクラゲ侵入防止ネットはなく足元は砂地だけでなく岩場も混ざったビーチとなっています。また、他のビーチに比べ波が荒いことでも知られていますので、本格的に海水浴を楽しみたい場合は島内の「古宇利ビーチ」などのほうがお勧めです。
古宇利ビーチ
古宇利島の東側にある古宇利岬の近くにあります遠浅のビーチです。
古宇利ビーチの場所は橋を降りてすぐの場所になります。
白い砂浜や透明度の高い青い海が美しいビーチであり、観光客からも人気があります。
また、海水浴やシュノーケリング、ダイビングなどの水上アクティビティも楽しめます。
古宇利ビーチ周辺には、カフェやレストランなどの飲食店が多くあり、沖縄らしい食事や飲み物を楽しむこともできます。
またマリングッズのレンタルからシャワー、トイレ、無料駐車場もあるため、車でのアクセスもしやす1日ここにいることも可能です。
写真をもし撮られるなら、美しいビーチ手前に、古宇利大橋を背景するのがベストです。
チグヌ浜
琉球神話で人類発祥の地とされており、沖縄版の「アダムとイブの男女」が暮らしていた場所が、「始まりの洞窟」だったという神話があります。
彼らが暮らしていたとされる洞穴があるビーチでもあるのがこのチグヌ浜です。
海は透明度が高くてとてもキレイですが砂浜のスペースがあまりなく、観光客というより地元の方が泳いでいることが多いような場所です。
ただその透明度の高い海には惚れぼれしてしまいます。
写真を撮ったりするには最適な場所かもしれないです。
かなり深い場所もあるため、慣れていない方は見てるだけが無難でしょう。
古宇利オーシャンタワー
海抜82mの高さを誇る、ひときわ島で目立つ白い展望塔があります。
古宇利大橋を360度のパノラマビューで一望できる絶好のロケーションにあり、ここも恋人の聖地として有名であります。
ここの特徴は、なんと自動運転のカートで入り口まで行けます。
自動運転なので運転する必要がなく、道中では沖縄ならではの植物、ヤシの木やハイビスカスなどがあります。
入り口まで行くと、そこからは徒歩で向かいます。
1階には「シェルミュージアム」があり、いろんな貝が展示されています。
1万点以上もあるので、こんなの見たことないというものがたくさん見ることができるはずです。
屋上から望む景色は格別です。
残念ながら私たちは時間の関係上行くことができず、また長蛇の列ができていました。
もし行かれる際は、連休などは特に待つ時間も頭に入れておく必要があります。
営業時間:9:00~18:00(最終入園17:30)
入場料
- 大人(高校生以上):1,000円
- 小人(小学生~中学生):700円
- 幼児(4歳以上):500円
小学生以下無料というサービスもあり、家族には優しいですね。
那覇市外から古宇利島までのアクセス
那覇市外から古宇利島へアクセスする方法は主に以下の2つです。
レンタカーとバスです。
那覇市外から古宇利島へレンタカーで行く方法
沖縄本島北部にある古宇利島は、車で約2時間ほどの距離にあります。
沖縄本島内の高速道路を利用することで、比較的スムーズにアクセスできます。
運転に自信がある方なら間違いなくレンタカーがおすすめです。
那覇市外から古宇利島へバスで行く方法
沖縄都市モノレールの旭橋駅から県営バス「本部・古宇利線」に乗り、約2時間半で古宇利島のバス停に到着することができます。
ただし、バスの本数が少なく、移動に時間がかかることがあるため、事前に時間を確認しておくことがおすすめします。
男2人でも古宇利島の恋人の聖地巡りは楽しめた
今回は紹介したのは沖縄県本島北部にあるにある離島「古宇利島(こうりじま)」でした。
小さい島ではありますが魅力の詰まった場所でもあり、非常に見ていて楽しかったです。
また恋人の聖地でもある場所のためカップルが多く私たちへの目線は鋭かったですが、そんなことが気にならないぐらい海の綺麗さに感動しました。
正直言うと、男同士でも全然楽しめます。
決してゲイではありません。(笑)
ただこの時は古宇利オーシャンタワーへ行くことはできなかったので、次回行く際はリベンジしてみたいです。
ぜひ沖縄本島へ行く際は古宇利島へ寄ってみてください。
絶対楽しめるに間違いありません。