海外でショッピングはよくしますか?
値段交渉をして安く買いたいと思っている方にとって、この記事は役に立つ情報となるでしょう。
日本人は値段交渉に弱いと言われていますが、実は誰でも簡単に値段交渉ができる方法があります。
本記事では、海外で値段交渉をする際のポイントと具体的な方法を解説しています。
これを読み終えると、海外での値段交渉に自信を持って臨むことができるでしょう。
基本的に筆者は東南アジアへの渡航が多いため、東南アジア目線で書いています。
もしかしたらそれ以外の国々で通用しないかもしれませんが、大まかには通用する内容です。
みなさん海外で価格交渉をしていますか?
あなたは海外で価格交渉をしたりしたことはありますか?
もししたことなかったんでしたらこれを読んで実践してみましょう。
めちゃくちゃ値段を下げて安く買い叩くのとは違いますが、海外で物を販売している特に露店なのは言い値になります。
もしかしたらぼられている可能性があるので、適正価格まで落とすという意味では全く問題はありません。
ただし人と人のやり取りなのであくまでもお互い納得するようにかつ気分んをお互い害さない程度にしましょう。
海外で価格交渉できる場所ってどんなところ?
そもそも海外で値段交渉ができるのかというとその答えは、YESです。
しかし販売されている場所によってもちろんできないところがあります。
海外では値段交渉ができる場所とできない場所があります。
価格交渉ができる場所
具体的に値段交渉ができる場所は、以下のようなところです。
- 露店
- 個人販売
- 市場
- 路上販売
- フリーマーケット
このようなところ代表的な場所です。
主だってこういった販売方法をしているのは、東南アジアが多いです。
韓国、台湾、タイ、ベトナム、カンボジアなどなどこの辺りはかなり多いイメージです。
もちろん他の地域でもある場所はあります。
ヨーロッパでも同じようなところはあります。
価格交渉ができない場所
逆に値段交渉ができない場所は、このようなところです。
- デパート(正規販売店含む)
- スーパー
- コンビニ
- 免税店
- 店舗を構える路面店
当たり前の場所ばかりです。
しかしわかっていない人は堂々とこういう場所であっても、値段交渉してしまう人もいるみたいです。
考えてみてください。
日本の高島屋、イオン、セブンイレブンであなたは値段交渉しますか?
ちょっと考えてみたらできないのがわかるのが当たり前です。
ある意味上記の場所で値段交渉してしまう人は、一般常識がない人達でしょう。
海外で値段交渉する方法のポイントについて
ではみなさんお待ちかねの本題です。
海外で値段交渉する方法を解説していきます。
私は今まで東南アジアなどで何十回も交渉をしてきました。
最初にお伝えしますが、無理な交渉は全くしていません。
あくまでも、相手と自分が気持ちよく買い物ができる金額を提示しています。
中には値段交渉できるからって無理な値段を要求する人もいます。
その辺りは、自分がその売る側の立場になったことを考えて交渉をしましょう。
恐らくそんな交渉されたら、あなたは嫌な気持ちになるはずです。
以前こうした記事について書きました。
→本気の買い物術見せる!再び女人街と男人街へ!買い物方法・コツを伝授!
こちらの記事は香港での夜市での買い物について交渉術を含めて紹介しています。
より具体的に今回交渉する上での流れを項目ごとにを解説していきます。
今回は架空設定ですが、バンコクで買い物をした場合を想定してお伝えします。
そのため通貨は円ではなく、バーツです(1バーツ=3.5円と仮定)
私自身ヨーロッパは先日スペインに訪れましたが、交渉する場面に遭遇しませんでした。
ヨーロッパで通用するような内容かはわかりません。
ここでは私の得意な東南アジアを題材にします。
①交渉する上でまず買いたい商品を品定めをする
まず1番大事なのは、あなたが買いたいものを見つけることです。
当たり前のことですが、あえていいます。
旅先に来るとつい要らないものまで、買ってしまった経験はないでしょうか?
旅を終えて家に帰ってきて荷ほどきしてる時になんで買ったんだろうと思ってしまっては、全く意味がありません。
あなたが買って後悔しない物を値段交渉するのが、1番意味ある買い物です。
品定めの際は、店内をざっと見るだけにする
品定めの際にじっくり見ると、店員が寄ってくる場合があります。
必要以上に勧められることがあり、そのまま買うような流れになってしまうことがあります。
意志の強い人なら断れますが、値段交渉ができないあなたにはなかなか断りづらい場面です。
そんな流れにならないようにざっと見て、すぐ次の店に行きましょう。
これなら店員さんもほとんど声をかけてくることはありません。
せいぜい挨拶をして来るぐらいでしょう。
挨拶はせっかくなのできちんと返事しましょう。
②気になる商品が見つけたら値段を聞いてみる
ここであるお店で気になるネクタイを発見。
シンプルだけど小柄が入ってインパクトを与えそうなネクタイです。
気になるので店員さんに聞いてみましょう。
店員さんに聞く前にあらかじめこのネクタイをいくらなら買いたいか、なんとなくでいいので決めておきましょう。
それが今後の交渉する上でベースとなる金額になります。
物を見て値段の検討がつかないようなものでも、とりあえずこれぐらいなら買いたいと目安は作りましょう。
今回あなたはこのネクタイを500バーツ(1,750円)なら買うと決めます。
商品を見ていると店員さんが自然と寄ってくるところもあれば、自分から呼ばないとこないようなところもあります。
寄ってきましたら値段を聞いて、寄ってこなかったら店員さんを呼んで聞いてみましょう。
- 「HOW MUCH IS IT?」
- 「HOW MUCH?」
- 「PRICE?」
相手に伝わるような言葉で聞いて構いません。
ほんとに私英語苦手という人は、スマホの電卓やお店に置いてある電卓を店員に渡しましょう。
ここで出てきた金額が、自分で決めた買いたいと思える金額と比較します。
恐らくですが、大抵自分が買いたいと思える金額とかけ離れているでしょう。
でもたまにドンピシャの時があるので、その時は驚きます。
驚きますけど、そこで終わってしまってはいけません。
ここから本題の値段交渉へ入っていきます。
③早速店員さんと商品の値段交渉へ
先程店員さんから提示された金額は、1,000バーツ(3,500円)でした。
想定していたより高く提示されました。
ここから自分の買いたいと思っている値段、500バーツ(1,750円)との差を縮めていきます。
ここでえーっていう顔を見せると、電卓を渡されたりいくらなら買うのと聞かれます。
そこで最初に相手に伝えて欲しい値段は、提示された値段の30%前後です。
ここで提示された額の10%なんて言ってしまうと、店員さんが機嫌を損ねます。
あくまでも相手の様子を見ながら言うようにしましょう。
④さらに店員さんと値段を詰めていく
さあここからは店員さんとの忍耐勝負です。
あなたが提示された値段の30%前後を伝えると、恐らく店員さんは提示した値段の70〜80%の金額を言ってきます。
しかしまだ値段は、自分が決めた500バーツ(1,750円)に及びません。
実際にここからお互い値段を詰めていき、最終的にどちらかが折れるかというのが流れに変わってきます。
ここは粘ってもらっても構いません。
もしどうにもならなければ、秘策は2つあります。
値段交渉に行き詰まってしまった時の2つの打開策
もしどうにも値段交渉が進まなくなってしまった場合、秘策は2つあります。
①一旦その店から出るを選択した場合
店から出ようとするあなたへ声をめちゃくちゃかけてきます。
いくらならいいのと電卓を渡してきますが、それを無視してると最終的に価格がどんどん安くなります。
買う意思がないというのを伝えれるから1番有効的な方法かもしれません。
もしそこで値段が下がればラッキー!
②まとめて何点か買うを選択した場合
これは複数買うことで1個あたりを下げる戦法です。
店としてはたくさん売れればいいので、最初の値段より下がります。
ここで何個買うかによって、下り幅もだいぶ変わります。
しかし不用意にいらないものを複数買うのは避けましょう。
⑤店員が言い値が合えば晴れて購入へ
見事にあなたが値段交渉に成功した暁には、お値打ちに商品を買うことができます。
しかしここで気を抜いてはいけません。
渡すお金などを確認して、お釣りが出るようならきちんとお釣りも確認しましょう。
念のために購入した商品も再度確認します。
気にしすぎじゃない?と思われるかもしれません。
しかし実際のところちゃんと確認しないと、損したり全く違う買い物をしたことになってしまうケースもあります。
買ったものが違う。言っていた値段が違うなんてこともよくあるケースです。
信用はしているけど、確認は大事ですからね。
海外で価格交渉ができたらこれであなたはショッピングには困らない
もう一度価格交渉の流れをおさらいします。
- まず買いたい物商品を品定めする
- 気になる商品が見つかったら値段を聞いてみる
- 早速店員さんと値段交渉へ
- さらに店員さんと値段を詰めていく
- 値段が合えば晴れて購入へ
この流れで買い物すればあなたは間違いなくお値打ちに商品を購入できます。
もしできなかったら私を責めてくれてもいいです。(笑)
ただ返金などはできませんのでご了承ください。
さてあなたも海外で1度は値段交渉をして、お値打ちに商品を購入していきましょう。
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