あなたがもし犯罪者に仕立て上げられたらどうしますか?
恐らく逃げるでしょうが、今回主人公ジミー・コンロンは全市民が敵となります。
そんな状況でどのようにして逃げていくか、また親子の絆が試される作品。
映画「ラン・オールナイト RUN ALL NIGHT」の作品についてまとめています。
あらすじから映画の結末までネタバレもしながら解説していきます。
作品概要、キャスト・出演者情報、また私が実際に見た感想や評価を紹介しながら簡単に解説します。
「ラン・オールナイト」リーアム・ニーソン主演 死なずに夜通し逃げろ あらすじについて
2015年アメリカ作品。
以前紹介しました「フライト・ゲーム」と同監督でお送りする映画。
相変わらずついていない不運の男を演じるリーアム・ニーソンが繰り広げる。強烈アクション映画です。
彼が演じるジミー・コンロンは典型的にダメな親父です。
しかしダメ親父がある事件をきっかけに子供と再開。
そしてともに敵と戦い、その中で改めて親子の絆を確かめていくストーリーとなります。
敵役に同じく有名俳優、エド ハリスが出ているのもみどころのひとつです。
不運の男をたびたび演じてきたリーアム・ニーソンの行方に注目です。
殺し屋ショーン・マグワイア の部下として闇の世界に生きるジミー・コンロン。
彼は仕事のために家族を捨て、一人息子でもあるマイクとも疎遠になっていました。
しかしある日、殺人現場を目撃して殺されそうになっていたマイク。
ニューヨークを牛耳るマフィアのボスショーン・マグワイアの一人息子ダニーをジミーがマイクを守るために射殺してしまいます。
ボスのショーンとは固い絆で結ばれた30年来の親友でしたが、息子を殺されたショーンは嘆き、怒り、ジミーに宣告します。
「お前の息子を殺して、お前も殺す」と告げられたのでした。
朝が来る前までにジミーたちを葬ろうと、ニューヨーク全市民が敵となります。
そんな状態で繰り広げられる親子の逃走劇が始まるのでした。
映画「ラン・オールナイト」スタッフ・キャストの紹介
監督:ジャウム・コレット=セラ
出演:ジミー・コンロン (リーアム・ニーソン)
マイク・コンロン ( ジョエル・キナマン)
ジョン・ハーディング刑事(ビンセント・ドノフリオ)
エディ・コンロン (ニック・ノルティ)
パット・マレン (ブルース・マッギル)
ガブリエラ・コンロン ( ジェネシス・ロドリゲス)
ダニー・マグワイア (ボイド・ホルブルック)
アンドリュー・プライス (コモン)
ショーン・マグワイア (エド・ハリス)
映画「ラン・オールナイト」私がオススメする見どころ
1流俳優リーアム・ニーソン主演の今作品。
今回は自分のボスでもあるショーンの息子を正当防衛とはいえ、殺してしまったことによって始まった話です。
そんな作品で見どころは、以下の3つになります。
- リーアム・ニーソンの格闘シーン
- ダメ親父からいい父親への変化
- 意外なラストシーンの展開
リーアム・ニーソンの格闘シーン
最初に注目するのが、リーアム・ニーソン演じるジミーの戦闘能力です。
老いぼれでなおかつ酒飲み、一流の暗殺者としては結構ハンデのある状態です。
しかしそんな状態でも殺しの能力は一流でした。
銃捌きや格闘の際の武術は歳をとっていても惚れ惚れします。
特に銃の扱いはプロなので、弾数少なく相手を仕留めているのも映画の中でわかります。
映画でもショーンから10個も年の違うあいつを殺すとはなんてのも言われていました。
ダメ親父からいい父親への変化
次にダメダメの親父から徐々に変化していく姿です。
最初は息子でもあるマイクを助けたが、家から出ていけとまで言われていました。
もうお前と関わりたくない、そして俺1人で対処するとまで言っていました。
しかし2人で夜通し逃げていくうちに、親子だからでしょうお互い支え合うようになっていきます。
さすがに疎遠となった親子ですが、そこは親子。
そして何より死から逃れるために一緒に行動していけば、このように気持ちの変化も現れるでしょう。
あっそういえばこんな設定の映画他にもありましたね。
ランニングシャツがトレードマークのマクレーン警部(ブルースウィリス)もそんな親子でした。
意外なラストシーンの展開
最後になりますがかなりのネタばりになりますが、最終的にショーンとの決着をつけます。
そして映画がエンディングへといくかと思っていましたが、映画の中で登場する一流暗殺者プライスの姿が出てきません。
殺し損ねてしまったプライスが出てこないなと思っていたら、どんでん返しの最後登場します。
指示をもらっていたボスはもう既にいませんが、殺しを続行します。
マイクが小さい頃に訪れていた湖畔のコテージに突如現われます。
そしてマイク家族を狙いにいきますが、親父ジミーも負けじと応戦します。
衝撃のラストですが、不死身でいつも死なない役のジミー役のリーアム・ニーソンがまさかの死んでしまいます。
まさかの結末に私さえも驚いてしまいました。
単純に終わる映画かと思いきやそうとはいきませんでした。
映画「ラン・オールナイト」私が見た感想は?
私がこの映画を見て感じたことは、最後まで分からない展開にハラハラしたということです。
映画冒頭いきなりジミーがうつ伏せで森で寝ている映像が流れます。
なにこれ?どういうこと?そう思いながらのスタートでした。
私が知識がないせいか知らない俳優ばかりで、いまいちだなと思っていましたが最後はどんな結末になるの?どうなるの?
こんな感じでどんどん見続けてしまいました。
さすが「フライト・ゲーム」をやった監督なだけあります。
映画「ラン・オールナイト」の自己総合評価は?
最後にこの作品を見て私が独断で自己評価したので締めくくります。
映画「ラン・オールナイト」の総合評価は….。
☆星3.9
単純にですが同じ監督が作られた映画「フライト・ゲーム」と比較してしまったので、この評価になりました。
映画設定といい、話の内容でいくとあちらに軍配が上がります。
そもそも比較するところではないかもしれませんが、個人的にはこのような評価となりました。
「ラン・オールナイト」をネットで見る方法は?
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まとめ 不運な男リーアム・ニーソンの事件解決に目が離せません
疎遠となる息子と再開するも、再会がまさかの殺人犯に仕立てられるところからでした。
そして何より息子に嫌われているジミーが悔みきれない今までの様子、そしてそれを挽回するべく息子を守る姿にすごい共感しました。
一人息子なら間違いなく親は守ってあげたいですもんね。
最後に言えることは関わることはないでしょうが、マフィア、日本ではヤクザに絡むといいことはありませんね。
是非是非見てみてはいかがでしょうか。