ベトナムのハノイで観光といえばどこが浮かびますか?
有名な観光地として世界遺産のハロン湾が浮かびましたかね。
きれいな海で知られているハロンワンですが、市街からは少し離れた場所にあります。
せっかくハノイに来たらハロン湾へ行きたいけど、どんなツアーか不安、心配、日本人でも行けるのなんて色々悩むところが多いでしょう。
そんなお悩みを解決すべく、私が一人旅でハノイへ訪れた際に利用した現地ツアー会社でも「The SinhTourist」のツアーについて細かくまとめてみました。
- 世界遺産ハロン湾について
- ハロン湾への行き方について
- 現地日帰りツアーの様子について
- ツアーでの私の体験談
ツアーの全貌を写真と合わせて紹介していますが、5分程度で読めるようにまとめています。
この記事を読めば、あなたも日帰りハロン湾クルーズツアーを満喫できるに違いありません。
現地ベトナムでハロン湾へ行く日帰りツアーに参加してみた【ツアーレビュー】
では実際にツアーに参加してみた感想や様子について紹介していきます。
まず最初に簡単にハロン湾とはどんなところなのか。
ハロン湾はベトナム北部、トンキン湾の北西部にある湾です。
漢字表記は「下龍湾」になります。
カットバ島の他に大小3,000もの奇岩島々が存在します。
1994年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録され一躍有名な観光地へとなりました。
そんなハロン湾へ行くには、ツアーへ申し込みをする必要があります。
ハロン湾ツアーへの申し込み方法
ハロン湾へ行くにはツアーへの申し込みについては、別の記事にて紹介をしています。
この記事を読めばオススメのツアー会社およびそこでの予約方法なども詳細に書かれています。
こちらの記事も合わせてご覧ください。
→ 「The SinhTourist」ハロン湾にオススメツアー 内容・申し込み方法を紹介
現地ベトナムでハロン湾を見る日帰りツアーへ出発
前日にツアー予約を済ませ、当日指定された時間通りにフロントへ行き、待っていました。
ツアーガイドらしき人に名前を呼ばれ、バスへと乗車していきます。
30分後にはツアー参加者全員がバスへ乗り、一行はハロン湾へ向かいます。
まあ多国籍の人が乗車するので、外人にもいますが自分優先の人が席の件で揉めていました。
日本だけではないのだなと感じてしまった場面でした。
ハロン湾までの道中は、景色を見ながらツアーガイドが周りにある観光地や有名な場所を紹介していきます。
またベトナム語で、おはよう、ありがとうなどを言い方の言語レッスンもありました。
ハロン湾へ行く途中でお土産屋で休憩
1時間ぐらい経ったところで 一度トイレ休憩が長めの30分取られます。
ツアー会社と提携しているであろうドライブイン的なところで休憩を取ります。
バスから降りてドライブインを散策。
まず入ってすぐのところでは、絵を作成する現場がいきなり目の前に現れます。
このように作業して作られた絵をその先にある場所で販売されています。
約10名ほどの男女が淡々と作業をしています。
かなり細かな絵を作っている方々もいて、器用だなと感心をしていました。
このように写真も構わず撮れるので、私も感心しながら撮りました。
置物やら絵が置かれている場所を抜けると、飲食物を買うところへと出ます。
その中におもむろに服が売られているのは、アジアらしいです。
おそらく薄着で来た人ようでしょうか、ダウンが割と売られています。
ハロン湾は正直ハノイ市内よりかなり寒く感じます。
Tシャツ1枚は、季節によりますがかなり寒いです。
私が訪れた1月は大体体感で15℃前後ぐらいイメージです。
海上に出るとより寒さを感じます。
薄着で来てしまった人は、ここで買い足しましょう。
ドライブインの外では巨大な石像が置かれています。
おそらく売り物でしょうが、これからハロン湾へ行く人が買うのか疑問が残りました。
時間になり再びバスへと乗り込みます。
今回行ったツアーは、「ALOVA CRUISES」という会社です。
以前紹介したツアー会社が提携しているところのひとつです。
必ずしもこの会社であるとは限らないと思います。
ハロン湾を見る日帰りツアー拠点のフェリー乗り場の様子
2時間後ようやくハロン湾の入り口「TUAN CHAU INTERNATIONEL MARINA」へ到着。
ここから船に乗りハロン湾のクルーズへと出ます。
見ての通り人だかりはすごいです。
バスが大量にあるので帰りなどは間違いないように乗車はしましょう。
早速建物内に入ると、中も人だかりです。
ベンチも空いてないような感じです。
ここで待機するのかと思ったらそのまま素通りして、通りを抜けていきます。
その途中にはこんな鞄屋や食べ物などが販売されています。
実際ここで買い物する時間はほとんどありません。
そこを抜けると外へ出れます。
なんかお菓子を買える店もあります。
右側には鞄屋服など大量に売られていますが、ここも見る時間がないので素通り。
おそらくここで買い物しても高くつくだけです。
船へ乗船する前にチケットを配布されます。
絶対無くさないようにとここで注意喚起をされます。
では実際にボートへ乗船していきます。
では実際にボートへ乗船していきます。
こちらは以前のツアー内容のパンフレットの際に「Alova Premium Cruise」と記載がありました。
恐らく通常のより良いのでしょう。
ここから船旅へと変わっていきます。
ハロン湾を見る日帰りツアーの昼食内容について
乗船して30分ほど経つと、ボート内で食事が始まります。
ツアーには昼食も含まれているので、追加でお金を払う必要はありません。
ボート内での料理内容は以下のような感じです。
LUNCH MENU
Steamed shrimp
Stir-fried squids with onion
Fried spring rolls
Sweet and sour fish
Stir-fried chicken with mushroom
Tofu in diced tomato sauce
Fried eggs
Steamed clams
Stir-fried seasonal vegetable
Steamed rice
Fruits
Orange juice
※公式サイトより引用
一部食事内容は乗るボートにより異なります。
これを大皿で提供されるので、6人〜8人程度でテーブルで分けます。
テーブルの配置自体は、自由席なので特に決まっていません。
ここで面白いのが多国籍の方が集まっているので、いろんなタイプの人と関われます。
明らかにこのようなツアーに不向きの潔癖症のご夫婦、逆にノリノリのカップル、ひとり旅のアメリカ美人などなど。
関わることで面白いことがたくさん。
ただひとつ心残りは料理写真を撮れなかったこと。
なんせテーブルの雰囲気的に撮れませんでした。
ちなみにドリンクは有償です。
ビールからジュースまで全て有料なので、買う際はそこで支払いましょう。
めちゃくちゃ高いわけではないので、普通に買っても平気です。
ビールを飲んでも船内およびこれから巡る観光地にはトイレもあるので安心です。
ハロン湾名物「奇岩」を船から見学
食事を終えると各々船での自由時間があります。
食事を終えたので船の外へ出ます。
すると永遠に海が続く中に、小さな島々が見えます。
それをみているとハロン湾名物奇岩へ遭遇。
まるで闘鳥が戦っているように見えることから奇岩と呼ばれているようです。
これが1番わかりやすいかもしれません。
いろんな角度から観れるので、シャッターチャンスは十分にあります。
ちなみに名所なのでこのように船がたくさん集まってきてみんなここをみていきます。
ちなみに船の端に座るのは禁止されています。
この女性は怒られていました。
水上生活をする村へ小舟で移動
ハロン湾名物「奇岩」見た後は、予定とは順番が逆になりましたが木船もしくはカヤックへと乗り換えりハロン湾を遊覧します。
カヤックは希望があれば乗れますが、基本2人乗りです。
体力がある人は1人でもいけますが、2人乗りを推進してました。
私は1人参加なので木船に乗ります。
特にこれも班が決められているわけではないのでごちゃごちゃになっていきます。
私は欧米の家族船に参加、家族のようになり乗りました。
こんな感じの船に乗ります。
乗る際にライフジャケットは着用必須となるので、渡されたら着ましょう。
船に乗ると陽気な船乗りがゆらゆら案内してくれます。
右側に見える洞窟へと向かいます。
洞窟へ入っていきます。
ちなみに2人乗りのカヤックは黄色のボートです。
これはこれで楽しそうですけど、かなりしんどそう。
最悪転覆の可能性が…。
洞窟に入り、抜けていくとひらけたところに出ます。
ここはドーム状なので非常に声が響きやすい形状です。
キャットなんちゃらと言われたので、確か猫の形をした壁があった気がします。
猫ポーズで家族の人らと写真を撮りました。
長い年月を得てこのように成形されたんだと言うのが感じれて、何か神秘的なものを感じました。
約20分〜30分の船乗りで元の場所に戻ります。
チップを要求されることもあり、家族は払っていませんでしたが私は貴重な経験に支払いをして船乗りは満面の笑みでした。
チップは任意なので、しなくても大丈夫です。
ちなみに船を乗る場所には、このようにフルーツドリンクを購入できる場所もあります。
クルーズ船に戻り、しばし休憩があります。
ハロン湾を見る日帰りツアーの名所「ティエンクン洞窟」を散策
今度はクルーズ船で移動して、鍾乳洞へと向かいます。
その際にクルーズ船のり前に渡されたチケットが必要になりますので提示しましょう。
ティエンクン洞窟といい、入る前にどんなところなのかレクチャーを受けます。
受けた後は洞窟内に入る為、ひたすら岩階段を登っていきます。
足腰弱い方はかなりきついかと思われます、ガイド人もそれを注意するようなことを言っていました。
中に入って早々、自然の素晴らしさを感じられます。
観光用に整備されていて、洞窟内は明るくライトアップ。
また足元はきちんと舗装された場所が多いです。
ガイドがその都度名所に行くたびにこのようにペンライトでこの場所が何々に見えると説明があります。
見過ごすことなく写真も撮れます。
これは確かライオンという説明があったと思います。
これは確か龍かトカゲのような岩として紹介されています。
確かにそのように見えますね。
先ほど行った小舟の洞窟も神秘的でしたが、こちらはそれ以上に何かパワーを感じます。
自然の長年の形成でこのように作られたのだなと感動しました。
洞窟を出ると船の場所まで下っていきます。
下る途中にはおみやげ屋もあるので何か買いたいものがあれば買いましょう。
クルーズ船に戻れば強制船内販売がスタート
クルーズ船に戻ると、机の上にいろんなものが置かれています。
販売用みたいで、スカーフ、アクセサリー、小物入れなど。
いらなければ特にスルーしてもらって大丈夫です。
コーヒーブレークが入り、このお菓子が配布されます。
これが地味にうまくて2つ食べました。
枝豆ケーキみたいです。
長旅もいよいよ終わりを迎えます。
お世話になった船ともここでお別れで、帰路へと入ります。
ハロン湾を見る日帰りツアー 寝ている最中にトラブル⁈
帰りはみんな爆睡です。
運動してご飯食べていい景色見たらそりゃみなさん寝ますよね。
しかしバス下車予定時間になってもいっこうにバスが止まろうとしません。
するとツアー参加者のひとりのおばさんがマイクを持って話し出します。
話を聞いていると私が寝ている間に高速道路でどうやら速度オーバーで捕まったようです。
なかなかツアーバスが捕まることはないみたいですが、捕まってバス運転手が罰金の支払い。
会社から罰金代は出ないからみんなで肩代わりしようとなりツアー参加者から集金。
私は細かいお金がなく100,000ドンを入れる。
集まった金額をおばさんが 読み上げると226,000ドンが集まったわ。
いやいや30人以上いるはずなのに約半分俺のお金やんけとツッコミを入れてしまいました。
みんなもっと協力してあげようよ。
20時頃ようやく中心部に到着。
各々名前が読み上げられて、着いたら降りていくという形で行きと同じスタイルです。
これでツアー参加者とはお別れです。
ハノイに来たなら絶対ハロン湾のツアーに参加しよう
今回のツアーを通して感じたこと学んだことは、このツアーでは素晴らしい景色を見ながら国際交流ができることです。
実際多国籍の方と共にツアーを巡っていくので、ほとんどの場合日本語が聞こえてきません。
また一人旅、カップル、夫婦、家族、男性グループ旅などいろんなタイプの人がいます。
なかなかこうした経験ができないというのが1番感じました。
何より世界遺産のハロン湾は、たとえ天気が悪くても堪能できます。
私が行った時はあいにくの天気で雲がかなりかかっていました。
でもそんな天気でも楽しめるのがハロン湾の強みです。
ぜひハノイへ行った際はハロン湾クルーズへ参加してみてください。
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