あなたは絶体絶命に陥ったことはありますか?
今回その絶体絶命にジェームズ・ボンドが巻き込まれます。
今回はその映画の中で6代目となるダニエル・グレイグ主演の作品、映画「007 スペクター(SPECTRE)」の作品についてまとめています。
- 「007 スペクター」概要
- 「007 スペクター」キャスト
- 「007 スペクター」のあらすじ
- 「007 スペクター」私がオススメする見どころ
- 「007 スペクター」私が見た感想
- 「007 スペクター」自己総合評価
映画「007 スペクター」のあらすじを結末までネタバレもしながら解説していきます。
作品概要、キャスト・出演者情報、また私が実際に見た感想や評価を紹介しながら簡単に解説します。
「007 スペクター」シリーズ最大の敵出現⁈ボンド絶体絶命になる⁉︎ 概要について
007シリーズのボンド役ダニエル・グレイグ4作品目となった映画「007 スペクター」。
前作ボスでもあり、お母さん的存在でもあったMの死。
Mの死の後を引き継いだのは、「ガレス・マロリー」。
新Mの元ジェームズ・ボンドは任務へ遂行していくが、何か不穏な動きがある。
新Mの指示を無視した暴走行為が社内に持ちきりとなるが、実はある人からの頼みだった。
今作の敵となるのは、身内でもあったあの人。
今作を最後にジェームズ・ボンドを退くとダニエル・クレイグが言い放った作品。
映画「007 スペクター」スタッフ・キャストの紹介
監督:ム・メンデス
原作:イアン・フレミング
脚本:ジョン・ローガン
出演:
ダニエル・クレイグ(ジェームズ・ボンド)
クリストフ・ヴァルツ(エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド 旧名フランツ・オーベルハウザー)
レア・セドゥ(マドレーヌ・スワン)
ベン・ウィショー(Q)
ナオミ・ハリス(イヴ・マネーペニー)
デイヴ・バウティスタ(ミスターヒンクス)
アンドリュー・スコット(C(マックス・デンビー))
ロリー・キニア(タナー)
イェスパー・クリステンセン(ミスターホワイト)
映画「007 スペクター」シリーズ最大の敵出現⁈ボンド絶体絶命になる⁉︎ あらすじについて
英国秘密情報部M16の諜報部員であるジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)。
メキシコシティで催されている「死者の日」の当日ジェームズ・ボンドはスキアラという男を追っていた。
スタジアム爆破を目論んでいたスキアラを殺して、無地爆発を防げたがMからの問い詰めに答えず謹慎命令が下された。
マネーペニー(イヴ)からスカイフォールに残っていた残骸を渡された際に、なぜメキシコシティに行っていたかを話す。
それは亡き、前Mの遺言によって動いていた任務でした。
死んでもなお任務を与えたM。
その任務をジェームズ・ボンドが遂行を進めていくことにした。
映画「007 スペクター」私がオススメする見どころ
ダニエル・グレイグ4作品目となった映画「007 スペクター」。
この作品での見どころは、4つあります。
- 確立されたジェームズボンドの姿とボンドのスタイル
- 恨む宿敵ミスターホワイトとの再会と愛娘との対面
- 幼少期を共にしたフランツ・オーベルハウザーと再会
- ジェームズ・ボンドMI6引退
この観点で意識しながらこの作品を見てもらえると面白いと思います。
確立されたジェームズボンドの姿とボンドのスタイル
ダニエル・クレイグ主演のジェームズ・ボンドでは何度も注目している部分。
ベテランの域になり、貫禄が出てきたジェームズ・ボンド。
そのスーツスタイルなんかも最初の「カジノ・ロワイヤル」に比べると段違い。
カジノロワイヤル時のスーツスタイル。
今作のスーツスタイル。
時代の流れのトレンドを意識しているとはいえ、明らかに落ち着いたのがわかります。
そして今作も出ましたアストンマーチンもDB10と最新カーが登場。
本来ジェームズ・ボンド用ではありませんでしたが、勝手に盗んで運転そして最後は川の中に沈めるとなんとももったいない使い方。
お待ちかねの今作のオメガはこちらです。
Omega Seamaster 300 NATOベルト仕様になります。
今までにないナイロンのベルトを使用したこの時計ですが、この色合いがもうボンドカラーに今作でなってしまいました。
私も影響されて前作に使われていた「omega seamaster planetocean 232.30.42.21.01.001」につけてしまうぐらいです。
このカラーは正直くなりしっくりきます。
恨む宿敵「ミスターホワイト」との再会と愛娘「マドレーヌ・スワン」との対面
今作では1作目より絡んできた宿敵ミスターホワイトと再度対面します。
しかしミスターホワイトは、既に衰退していた。
その理由は暴走するボスへの忠誠心をなくしてしまったからでした。
携帯にタリウムという毒が仕掛けられていて、それにより衰弱。
死ぬ寸前でジェームズ・ボンドが訪問。
その際にミスターホワイトの愛娘でもある「マドレーヌ・スワン」のことを知り、彼女を守る代わりに今後の手がかりを教えてもらうという条件に飲んだのです。
自分の愛していた人がミスターホワイトの組織によって殺されていたが、苦渋の決断で受けました。
その後マドレーヌ・スワンに会ったものの、追い返されていたところに屈強のボディーを持つ殺し屋ミスターヒンクスに襲われ連れ去られます。
なんとか逃れられてそこから共にする中で、ようやく心を開き始めたのでした。
幼少期を共にしたエルンスト・スタヴロ・ブロフェルドと再会
組織を追っていき、行き着いたのはスキアラの後継を決める真夜中の会議。
こっそりと現れたが「フランツ・オーベルハウザー」別名「エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド」にバラされいることをバレてしまったジェームズ・ボンド。
そして彼を名前を呼んだ人物はスキーの事故で死んだはずの幼少期ともにしたフランツ・オーバルバウザーだった。
動揺する中で組織がジェームズ・ボンド抹殺にかかる中逃走。
そこでスキアラの後継となった「ミスターヒンクス」が追いかけてきてDB10での大逃走劇になる。
実はフランツ・オーバルハウザーは幼少期両親を亡くしたボンドを助けた養子先だった。
そんな養子としてきたジェームズ・ボンドをフランツ・オーバルハウザーの父親が自分の子のように面倒を見る姿に嫌気をさしていた。
それを気に自らの父を殺したのが、ただならぬ心境を表していた。
ジェームズ・ボンドを憎むフランツ・オーバルハウザーは、名前を母方のエルンスト・スタヴロ・ブロフェルド変えた。
そして死んだはずなのに目の前に現れて抹殺を図ったが、幾度なく困難を乗り越えたMI6に最終的に捕まった。
ジェームズ・ボンドがMI6を引退
今作はジェームズ・ボンド役として出ているダニエル・クレイグの最後の作品として注目されていました。
「エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド」を見事に追い詰めて、彼は捕まりそして再び平和な日々が訪れるような映画終盤となりました。
カジノ・ロワイヤルから続く連続した映画の展開は、今までの007シリーズにはありませんでした。
映画終盤でMに辞表を出したのか、最後の場面ではQにあれ?辞めたかと思っていたと言われます。
そして辞めたはずのジェームズ・ボンドがQの元を訪れて最後にお願いしたのが、 映画「007 スカイフォール」で全壊してしまったDB5の受け取りでした。
映画の中でDB5がボロボロの姿で帰ってきたのをQが指摘。
全部持って帰ってきてねと言ったのに、ボロボロの状態で回収されました。
しかし見事に復元したDB5をマドレーヌ・スワンと共に乗って行くところで映画が終わります。
これで晴れてジェームズ・ボンドもMI6を引退し、007の称号も返しました。
ちなみに余談ですがDB5は、映画「007 ゴールデンアイ」でも使用されていました。
シリーズ最大の敵出現 映画「007 スペクター」私が見た感想は?
映画「007 スペクター」を見て感じたことは、ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドの全てが見れたということです。
今作はジェームズ・ボンド役として出ているダニエル・クレイグの最後の作品にするというのは事前に言われていました。
これがダニエル・クレイグのボンドが最後だなという気持ちで見ていたのもありましたが、全てにおいてカッコよさが目立ちました。
そしてようやく自分が本当に気の許せる女性、マドレーヌ・スワンと結ばれたのもよかったです。
シリーズ最大の敵出現 映画「007 スペクター」の自己総合評価は?
最後にこの作品を見て私が独断で自己評価したので締めくくります。
映画「007 スペクター」の総合評価は….。
☆星4.9
作品としては様々な展開があり、全ての集大成というのが感じられました。
まさかという敵と戦い、孤軍奮闘する姿が映画「007 慰めの報酬」とも非常に似ていました。
満点ではなく星0.1足りない理由については、この次の作品がどんな映画になるか楽しみだなという期待を込めてです。
映画「007 スペクター」ありがとう!男の憧れダニエル・クレイグ!
ダニエル・グレイグの4作目となった映画「007 スペクター」。
全て解決できた今作品は最高でした。
ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドもこれで見納めかなと思うと少し悲しくなってしまいました。
そう思ったファンも大勢いたでしょう。
しかし!
まさかの続投が決定!
続編でもある2021年10月1に映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」が公開が決定!
またダニエル・クレイグのボンドが見れるということで、ぜひその作品を見る前にこちらの作品をご覧ください。
1作目の映画「007 カジノ・ロワイヤル」については以下の記事で紹介しています。
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映画「007 慰めの報酬」については以下の記事で紹介しています。
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