こんにちは、すずめのぴんぴです。
今回ご紹介するのは、世界6大猫スポットと呼ばれている宮城県石巻市にある田代島で宿泊できる『マンガアイランド』です。
え?猫島に泊まれるの⁈そう思った方も多いでしょう。
でも実は宿泊できるんです!
島には他にも民宿もありますが、ぜひ泊まるならマンガアイランドをおすすめします。
- 世界6台猫スポットと呼ばれる田代島に泊まりたい人
- 朝から晩まで猫とふれあいたい方
- 自炊して部屋で食事を楽しむことが好きな方
- 「ぼくのなつやすみ」のような生活を現実に経験してみたい方
- テント泊やキャンプに興味がある方・好きな方
本記事では23年8月にマンガアイランドに宿泊した様子を紹介していきます。
写真が豊富に掲載されているので、皆さんが宿泊を考える際の参考や楽しんでいただけるような宿泊記となっています。
また、公式HPには掲載されていない部屋の写真も掲載していますので、ぜひ確認していただけると嬉しいです。
ぜひ宿泊を検討される際のご参考にしてみてください。
※公式HPより開館期間は4月27日(木曜日)から10月30日(月曜日)までの予定。
世界6大猫スポット田代島で猫まみれになるためにマンガアイランドへ宿泊してみた
今回2023年8月にマンガアイランドに宿泊をしてきました。
猫島で有名な田代島ですが、そんな島に宿泊することも可能です。
その噂を聞いて、多くの外国人旅行客も訪れるぐらい人気です。
日帰りはもちろん宿泊される方も多いです。
いくつか民宿などもありますが、宿泊を考えてた時に電話したところなかなか繋がらず。
すぐに空きが確認が可能だったマンガアイランドの公式HPより予約をしました。
※空室確認には事前に会員登録が必要です。
→公式HP https://www.umimachi-enpaku.com/tashiro
Visitors from abroad, please see the following document to get more information and make a reservation
詳細については以下のような感じです。
マンガアイランドは、宮城県石巻市の田代島にあるキャンプ場で、多くの猫が暮らす「猫の島」とも呼ばれています。漫画家の里中満智子先生やちばてつや先生などがデザインした猫型ロッジがあり、キャラクターがロッジ壁面内外に描かれ、センターハウス内にはたくさんの漫画家の直筆の絵が飾られています。
※公式HPより引用
田代島までのアクセスについて
田代島までのアクセス方法ですが、以下のようになります。
東京駅から田代島までの公共交通機関の所要時間と料金(通常価格)は以下の通りです。
- 新幹線で東京駅から仙台駅まで約1時間15分(料金12,690円)
- 仙台駅からJR石巻駅まで約1時間(上記に含まれる)
- 石巻駅からミヤコーバスで「中央一丁目」まで移動。所要時間は約17分、(料金320円)
- バス停から徒歩1分でフェリー乗り場「中央発着所」に到着
- 「中央発着所」から「網地島ライン」のフェリーに乗り、約60分で田代島に到着(フェリー料金は片道大人1,230円)
東京から田代島までの電車の所要時間は以下の通りです:
東京からアクセスする場合はこちらの記事をご覧ください。
→【田代島】世界6大猫スポット日帰りでも行けちゃう島へ行ってみた
管理棟(センターハウス)でチェックイン
では早速チェックインしていきます。
あいにくの天気で、宿泊できるのかできないのか当日までわからない状況でした。
フェリーが出れば宿泊が可能で、でなければ宿泊が不可でした。
ギリギリフェリーが出たので宿泊できることになったので私たち1組のみでした。
そんな中、対応いただき感謝です。
管理棟で必要な書類に記入をして、現金での支払いとなります。
マンガアイランドの宿泊料金やその他の備品レンタル代について
マンガアイランドの各種宿泊料金一覧はこんな感じです。
ロッジ大 (しろ・しま) ¥9,160(1棟1泊)+シーツ代¥220✕ 利用人数
ロッジ小 (ちび・どら・みけ)¥8,140 (1棟1泊)+シーツ代¥220x 利用人数
テントサイト(1区画)¥ 1,520 キャンプ用品一式 ¥ 1,500
※全て税込み料金
正直言いますと破格すぎます!
ロッジに関しては1人いくらではなく、1棟いくらなので6人泊まってもこの金額。
正直お値打ちすぎます。
また自転車や釣竿の貸し出しもあります。
私たちは自転車を借りませんでしたが、島を一周したい人なんかには4時間で200円もしくは300円なのでおすすめです。
逆に私たちはこんな安く借りれるならということで釣り竿を借りてみました。
結果は残念ながら釣れずでその日はやりこんでる釣り人たちも渋い日だったようです。
ただこれをきっかけに釣り欲に目覚めて、とりあえず道具は揃えたのであとはやるのみです!
マンガアイランド「みけロッジ」の様子
今回は5棟あるロッジのうち、「みけロッジ」へ宿泊することになりました。
基本的な棟内の作りは、「ちびロッジ」、「どらロッジ」ともに一緒です。
「しまロッジ」と「しろロッジ」は値段が異なるのと収容人数が5名まで。
「しろロッジ」は2階建てです。
それぞれ入り口の扉に部屋名と作家さんの名前が書かれています。
すでに入り口から猫に覗かれています。
マンガアイランド「みけロッジ」リビングルーム・ベッドルーム
ワンルームタイプの部屋になります。
この写真見てわかるように至るところから猫に見られている部屋です。(笑)
奥には2段ベッドが2つあります。
この部屋は最大6名まで宿泊可能なので、残り2名は手前のテーブルを移動して敷く形になります。
空気清浄機と扇風機も完備されています。
ちなみに全ロッジエアコンは完備されておりません。
そのため空気清浄機と扇風機を両方駆使して風を循環させます。
いやいやそんなんだと夏暑すぎて寝れないでしょ?と思うかもしれません。
ただこの空気清浄機で風出したら思っている以上に涼しく快適に寝れました。
島の気温が平均気温より若干低いのでそれもあります。
大きな窓で開放感があります。
キッチン側も開ければ風が通りやすくそこまで暑くは感じません。
一応テレビもありますが離島のため繋がったら理切断されたりなので、あまり期待しない方が良さそうです。
テレビなんかより島の生活を楽しんでもらいたいです。
マンガアイランド「みけロッジ」キッチン
続いてキッチンです。
この漫画アイランドは自炊をすることに重きを置いているので、自炊できる最低限のものは揃っています。
一応参考に何が置かれているか下記に記載します。
- 電気ポット
- 炊飯器
- 鍋
- フライパン
- 包丁
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 食器・コップ
- お箸・スプーン
- おたま・フライ返し・包丁
正直かなり揃っていますが特にこれが欲しいというものがあれば持参してきましょう。
またゴミ袋は島にはないので必ず持参しましょう。
ロッジで自炊はできるけど食材は持参必須
ちなみに食材はこの島では買えないので持参必須です!
何かしらあるでしょと思ってる方もいるでしょうが、そういったコンビニ、スーパー、商店はありません。
商店はありますが飲み物、アイスクリーム限定です。
公共交通機関で移動して島へ行く人は、「イオン石巻駅前店」さんで食材を購入することをおすすめします
私たちは石巻駅近くにあるイオンで購入しました。
またもし時間に余裕があればぜひ「やきとり やまだ」さんへ寄って欲しいです。
タクシーの運転手さんにおすすめされた創業大正7年からされている店で、焼き鳥が安くとても美味しかったです。
私たちは島から帰ってきた時に購入し食べましたが、正直いうと島に持って行って1杯やりたかったです。
→お店のMAP https://maps.app.goo.gl/cgUSLs9PgL8Sb5Pa9
マンガアイランド「みけロッジ」洗面所
さて話は戻りまして続いては、洗面所です。
きちんとあるので女性も困らず便利です。
マンガアイランド「みけロッジ」バスルーム
洗面所の奥には、バスルームがあります。
ロッジにはシャワールームが完備されています。
きちんとお湯も出て快適に使えるのでとても良かったです。
マンガアイランド「みけロッジ」トイレ
洗面所の反対側にはトイレがあります。
ここにも猫の絵が描かれています。
マンガアイランド「みけロッジ」アメニティについて
続いてみなさんが気になるアメニティについて紹介していきます。
ロッジは全て共通のアメニティになります。
下記のようなアメニティがあります。
- ハンドソープ
- シャンプー
- ボディーソープ
歯ブラシなどをはじめっとするアメニティは常備されておりません。
必ずフェリー乗る前に「イオン石巻駅前店」さんで購入や自宅から持参しましょう。
ちなみにドライヤーはあるのでご安心ください。
マンガアイランド「テント泊」について
ロッジの他にテント泊をすることも可能です。
ご自前のテントを持ち込みする」か、「有料のテントをレンタルする」2パターン選択肢があります。
ただし「有料のテントをレンタルする」場合は自ら組み立てる必要があり、お手伝いなどはしてもらえません。
テント泊に慣れている人にはおすすめできますが、初心者の方はロッジが無難です。
私たちも当初はテント泊の予定でしたが、ロッジに空きが出たためそちらにしました。
テント泊の場合の管理棟(センターハウス)でシャワー・トイレが利用できる
テント泊の場合は、こちらでお風呂とトイレを使用することができます。
お風呂は課金制になり、以下の通りになります。
シャワーのみ
- 大人100円
- 子供50円
入浴
- 大人200円
- 子供100円
値段もお手頃なので心配せずにお風呂に入れます。
マンガアイランドの管理棟(センターハウス)について
続いては管理棟(センターハウス)内の紹介します。
そうそう、チェックインの際に1番目に入ったのがこれ。
よゐこの濱口さんが来られたようで色紙が置かれていました。
管理棟(センターハウス)でお菓子やドリンクは買える
食材等は購入できないと冒頭お伝えしましたが、お菓子やカップ麺などスナック関連はここで購入することができます。
ドリンクも自販機はありますがここで買えるのは嬉しいですね。
釣竿の貸し出しがあるのでそれに合わせて使う仕掛けも売られています。
マンガアイランドでの飲食について
マンガアイランドでは飲食をするお店はありません。
もししたい場合は「田代島 島のえき」、「田代食堂」、「クロネコ堂」で食べることができます。
ただし時期や日によっては売っていなかったり営業していない場合もあります。
事前に購入して島に来られることをおすすめします。
マンガアイランド周辺の電波状況について
マンガアイランド周辺の電波状況ですが、Au(iijmio)、docomo(ahamo)、楽天モバイルに関してはきちんと入ります。
ahamoは若干弱い感じがありましたが、ネットは使えます。
SoftBankに関しては圏外になることもあるので安定はしていませんでした。
もしネット環境を使って、ゲームや作業をされる際はご注意ください。
ただ正直この島に泊まってもらうならスマホやゲームはおいて存分に猫たちと楽しんでもらいたいです。
マンガアイランドに泊まるメリットについて
マンガアイランドに泊まるメリットについて改めて考えてみました。
泊まってみて感じたメリットを箇条書きに書いてみました。
- 1日中猫と触れ合える
- 終船が終わるとほぼ島は貸切状態
- 島のえきで1日3回猫が食事してる姿が見れる
- もしかしたら泊まっている部屋に猫が遊びに来るかも⁈
- 心がリフレッシュされる
- 僕のなつやすみをリアルに体験できる
- デジタルデトックスができる
正直いうとメリットしかありません。
日帰りでも来れますが、日帰りだとすぐ帰らなくてはいけなくなるので宿泊するのがおすすめです。
特に島のえきで見れる1日3回猫の食事姿は必見です!
また夜になるとロッジに猫が遊びに来ることがあります。
実際私たちのロッジにもニャルソックしにきてくれました。
ただ残念ながら食事をあげたり部屋に入れることは、できませんのでただただ眺めるだけです。
可愛かったのでついニャルソック黒猫の前で乾杯させてもらい、写真を撮らせてもらいました。
マンガアイランドに泊まるデメリットについて
マンガアイランドに泊まるメリットについて書きましたが、あえてデメリットを挙げるならということで考えてみました。
- 1日中必ず猫をどこかで見かける
- 部屋に虫が入ってくる可能性がある(宿泊中ハエが6.7匹侵入、蜘蛛は常駐)
- 電波が入りにくい
- 食べるところが少ない
- 食材を買えるところがない
- 部屋にエアコンがない
あえて考えてみましたが、正直自分にとってみれば対策さえすれば全くデメリットに感じません。
最初の猫はある意味ネタです。(笑)
落ちているという表現が正しいと思うほど猫が島中にたくさんいます。
虫除けは推奨もされていて、虫除けスプレーは絶対必須です。
電波の入りにくさはデジタルデトックスという意味でいいかもしれません。
食材は自ら購入で対策OK!
エアコンは正直なくて全然平気でしたが、エアコン人間の人には辛いかもしれませんね。
最後にマンガアイランドに泊まってみたいなという方へ
この記事を読んで、ますます「マンガアイランド」に泊まってみたくなりませんか?
手軽かつスムーズに予約を完了する方法があります!
YahooやGoogleでの面倒な検索は不要です。
下記から直接マンガアイランドの公式HPにアクセスして、簡単に予約が可能です。
都合の良い日程を見つけたら、迷わず今すぐ予約してしまいましょう。
※空室確認には事前に会員登録が必要です。
→公式HP https://www.umimachi-enpaku.com/tashiro
1日中猫と触れ合えるマンガアイランドの宿泊は最高
今回田代島にある「マンガアイランド」へ宿泊をしてきました。
猫好きの方にとっては夢のような宿泊先で、猫の島での滞在はたまりません。
宿泊者の特権として、朝から晩まで絶え間なく猫とふれあい、さまざまな種類の猫たちを楽しむことができます。
天気が良ければ、上の写真のようなまるで日本とは思えない錯覚に陥るような美しい風景が、マンガアイランドから広がります。
宮城県への旅行の際には、ぜひ「マンガアイランド」での宿泊をお試しください。
そこでの滞在は、きっとあなたを満足させることでしょう。
ただし、泊まれるシーズンは限られており、ロッジの数もわずかですので、事前の予約が必要です。
直前の予約はおすすめできませんので、あらかじめスケジュールを考慮してから予約手続きを行ってください。